2008年06月05日

「祭りの準備」と京一会館

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6月1日の深夜、NHK衛星放送で「祭りの準備」が放送されました。

1975年のATG(シネマアートシアターギルド)制作の映画です。

監督の黒木和雄氏の作品では「竜馬暗殺」とならんで代表作のひとつに
数えられる映画だと思います。

黒木監督は同志社大学法学部の出身で、わたしの大学の先輩にあたります。

「祭りの準備」は学生のときによく行った名画座で観ました。

学生のころ京都の修学院というところに下宿していたのですが、修学院から
京福電鉄で市内方面へひと駅戻った一乗寺に「京一会館」という映画館がありました。

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修学院から一乗寺ではバイクで行っても10分足らず。
(宮本武蔵の一乗寺下がり松の決闘で有名な一乗寺です)

一乗寺駅から歩いて5分ほどのところに食品スーパーがあり、その二階が映画館に
なっていました。スーパーの正面右隅に二階へ上がる狭い階段があり、階段を上がると
左手に「洛北のシネマサロン 京一会館」の入り口があります。

昔ながらの映画館。三本立てで毎週上映作品は変わります。学生料金は500円でした。
入り口で毎月A4二つ折りの上映スケジュール表をくれます。
そのスケジュール表を眺めながら、これとこれは観にいこうなどと計画を立てたものでした。
というか、な〜んもやることのない日などは500円で半日すごせますので、ふらっと立ち寄る
こともよくありましたが・・

写真は「まぼろし映画館・京一会館博覧会」というサイトよりお借りしました。

このスケジュール表ですが、あるときバックナンバーを綴じたものをどさっともらったことがあり、
わたしの実家の机の中に眠っています。

「まぼろし映画館・京一会館博覧会」さんのサイトでスケジュール表を確認すると、
「サード」「約束」とこの「祭りの準備」の三本立てだったように思います。

萩原健一と岸恵子が出演していた「約束」については、ほとんど憶えていません。
もともと「サード」が観たくて入ったため、もしかしたら寝ていたのかも?

当時はデビュー間がないころの竹下景子のヌードシーンが話題となっており、
それを観たさで行ったためストーリーはうろ覚えでしたが、改めて見直してみると、この映画、傑作です。

舞台は高知の中村市。現在は四万十川市となっているそうです。
時代はおそらく昭和34年ころだと思います。
主人公の楯男が映画館で観る作品が、石原裕次郎の「錆びたナイフ」(1958年)であり
小林旭の「南国土佐を後にして」(1959年)であることや竹下景子扮する涼子が
「売春防止法が施行された(1958年4月より)のにまだあんな女がいるんやね」というセリフで
おおよそ時代が分かります。

「ALWAYS 三丁目の夕日」の時代と重なります。
かたや四国の田舎町。かたや東京の下町。
かたや日本の世俗的なムラ社会が現存するところ。かたやそのムラ社会から都会へ出てきた人々。
「東京で一旗揚げる」という言葉がまだまだ通用していた時代です。

また石原裕次郎がデビューした「太陽の季節」や一躍トップスターになった「狂った果実」は昭和31年。
「俺は待ってるぜ」「嵐を呼ぶ男」が昭和32年ですから、地方の若者にとって銀幕のスターが闊歩する
「湘南〜東京」の風俗には強いあこがれが芽生えても不思議ではありません。

まさに地方のどろどろとした地縁・血縁に埋もれたムラから、なんとか脱出したいと願う主人公と
ムラ社会に埋没しまたムラ社会にのみ居場所を確保できる人たちが、ある一定の間隔を保ちながら
付き合っているサマがよく描かれています。

とにかく性的描写が暑苦しく、湿度が高く空気が重い。見ている側にまで息苦しさを伝えます。

日本独特の開放された性風俗がいまだに残っているムラ。
開放された性風俗がムラ社会を形作っていき、家族単位だけでなくムラ全体がひとつの家族のように息づいている。

旦那の愛人であってもムラの一員として一緒に働く妻。
婆さんたちに囲まれて授乳をする若い母親。
兄貴が投獄中に兄嫁と交わるやくざな弟。
覚せい剤中毒になって気のふれた娘に子どもを生ませてしまう爺さん。
そんな子どもでもムラの子どもとしてみんなで育てようとするムラの人たち。

登場人物それぞれが生々しく、人間くさい。

黒木監督はまだまだ戦前からのムラ社会の風俗を見事なまでに切り取ることに成功しています。

そんな中で当時の若者のインテリ志向者が標榜する左翼思想を植えつけるために、集会を企画し密かに
同士を募るオルグが描かれます。

主人公の恋人役を演ずる竹下景子は田舎の娘がせいいっぱい小奇麗にしたらこんなだろうという姿で登場し、
左翼思想を語るオルグに憧憬しつも、かつ猥雑な仲間と付き合う主人公に対してはやや離れたところから
密かな想いを寄せているという役回りを上手く演じています。

しかしこの映画は主人公の隣に住むやくざな弟役を演じる原田芳雄が抜群にいい。
暑苦しい雰囲気といい、軽いが存在感のあるせりふ回しなどは原田独特のものだと思います。

黒木監督お気に入りの役者だからか、監督は原田を上手に捌いています。
主演の江藤潤の誠実な雰囲気と原田芳雄の淫靡さの交錯が秀逸です。

ところで江藤潤とのラブシーンで見せた竹下景子の乳首は竹下景子のものかどうか?
ワンカットで竹下景子の顔と胸を撮ったシーンは無いのですが、火事のシーンでは全裸になっているし、
低予算で有名なATGが、当時無名女優であった竹下景子に吹き替えを用意しているとは思えないし・・

それはさておき、ラストで東京へ行くために電車に乗った主人公の晴れやかな顔は、観る側にも何か
ほっとした安堵感やカタルシスを感じさせ、自然に感情移入のできるいい映画に仕上がっています。

これから人生の「祭り」の時期に向かう青年の通過儀礼をその「準備」と称したのだと思います。

この映画は小品ですがきらりと光る逸品です。
posted by 保険に強いFPです! at 18:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

ツバメのヒナ、ただいま育ちざかり!です。

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わたしの実家には毎年ツバメが飛来します。

今年も1組やってきて、ただいま子育ての真っ最中です。

わたしが子どものころから毎年やってきていますので、わたしとしては
見慣れた光景なのですが、このツバメ、いつからわが家にやって来ているのかは
不明です。

このツバメはずぅっと同じ家系のものが飛来しているのか、はたまた
まったくの別の家系のものが、たまたまウチに来ているのかも不明です。

いずれにせよ毎年3月末から4月の頭くらいになると、どこからともなく
飛来して、軒先の巣をねぐらにします。

わが家には門と玄関に古くからのツバメの巣がいくつも残っています。

以前は泥を運んできて自分たちで巣作りをしていたものですが、ここ数年は
空き家をそのまま利用しています。

横着になったのか、それともかなり上手く作られた巣なのか。
リフォームすらしません。

写真のツバメは生後2週間くらいのヒナです。

毎日明け方から日没まで、親鳥はえさを運びます。
どこから獲ってくるのか5センチくらいのトンボを、丸ごとヒナの口に押し込むことが
よくありますが、ヒナは眼を白黒させながらもそれを丸呑みしています。

てな具合で、喰うわ喰うわ・・

あと10日もすれば巣立ちをするでしょう。


わたしの子どもが通っていた幼稚園は、年長の児童にこのツバメの子育てを観察させる
ことが年中行事のひとつとなっています。

わたしの子どもが入園してから、決まってわが家へ訪れるようになりました。
今年も先週末より毎日1〜2クラスの園児がバスに乗ってやってきます。


この幼稚園の教育方針は


子どもの内面を育て、人間として生きるための土台を作る。

●見る・聞く・思うことを大切に、自分の頭で考え豊かな表現力と自立心のある子に育てる。
●自然に目をとめ、何事にも驚きや感動をもって接し、生命の尊さを感じさせる。
●同年齢、異年齢の友達と関わり、思いやりと協力する喜びを味わわせ、道徳性を芽生えさせる。
●お話(童話・絵本)を大事にし、理解力、思考力を深める。


というもので、ツバメの子育ては
「自然に目をとめ、何事にも驚きや感動をもって接し、生命の尊さを感じさせる。」という項目を
達成するための教材です。

子どもをこの幼稚園に通わせてみて、幼児期の感受性を養う教育こそ幼児期にやるべきことであり、
幼児期に計算を教え込んだり、日本語も理解しない子どもに英会話のまねごとをさせてみたり、
鼓笛隊の訓練を施して保護者にその成果を見せるような教育は(これは教育というより道化)、
親の自己満足を充足させるには恰好の題材なのでしょうけど、子どもにとってはどんなものなのかな?
と考えるようになりました。

ここの園長先生、わたしが先日書いた「こどもの心と自然」の講演会にも来ておられました。
今度は「川」も自然を体得する教育の題材に採り入れられるのでしょうか。

これからしばらく幼稚園の子どもたちの歓声が聞こえる日々を過ごします。
posted by 保険に強いFPです! at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

90%はメンタル

ドクターモルツ | 成功するための思考法



サッカーでも野球でもゴルフでも何でもそうですが、世界のトップ数%というレベルになると、
技術的な差はほどんどなくなります。

もちろん、知識の差などほとんどゼロに近い。

プロゴルファーのジャックニコラスはかつて、『90%はメンタル的な事だ。技術的な差は10%に過ぎない』
と言いましたが、これは誰しもが認めることでしょう。

前回の世界陸上では、トップの人(金メダル)と4位の人(メダルなし)の差が0.24秒でした。

ここにどれだけ筋肉の差があるかは分かりません。

ただ、その時の選手が頭の中にイメージしていたことで、激しく影響が出るのはまちがいないでしょう。

しかし、ビジネスとなるとどうでしょうか?

インターネットビジネスにしろ何にしろ、スポーツほど、肉体を使うことはありません。
ほとんどが自分の頭の中でやる行為です。

ホームページを作る、キャッチコピーを考える、キャンペーンを考えるなどなど。

これらは全て自分の頭の中で考えてイメージしたことを実行しています。

だったら、ビジネスの世界ではメンタル的な事がもっともっと重要視されてもいいものだけど、
現実はそうではありません。

ビジネスの世界になると、そういったメンタル的な事がないがしろにされて、技術的なこと、
つまりWEBマーケティングだとか、SEOだとかそんな事ばかりが重要視されてしまいがちです。

しかし、ビジネスの世界でもトップ数%の人はメンタルの大切さを信じています。


もし、あなたがインターネットでちょっとお金を稼いでみようとか、
仕事をしてみようとか思った事があるなら、
たくさんの情報がとても簡単に手に入ることに気づくことでしょう。


しかし、そんなに情報が溢れているのに、成功している人はほんの一部だなんて
何かおかしいと思ったことはないでしょうか?

そう。

ほとんどの人は自分の外側のこと(それは情報だったり、ツールだったり)ばかり
追いかけて自分の内側のことに目を向けようとはしません。

だから毎日のようにいろんな情報に振り回されて、最後には疲れ切ってしまうのがオチです。


あなたがどんな分野で成功するにしても、成功は自分の外側にはありません。

成功は自分の内側で見出すものなのです。



無料レポート『あの人は何故いつも成功するのか?』では、
Drモルツが発見した心理学上最大の発見を公開しています。


Dr.モルツで自己啓発

posted by 保険に強いFPです! at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

ユーザー車検

愛車マークXの購入後初の車検がこの5月いっぱいで切れるため、
先週の金曜日にユーザー車検を受けてきました。

実は、弊店の保険契約者で車検代行業なるものをやっている者がおり、
いつもわたしのところへ自賠責保険の発行を依頼してくるのですが、
今回は彼にサポートをお願いしながらユーザー車検を受けてみることに
したという次第です。

ご存知のとおり自動車の重量税も「暫定税率」を適用しており、
1.5トンを少し超えた重量のマークXでは、本来の重量税は
20,000円。
それがなんと!「暫定税率」込みでは、50,400円。
倍以上やんか。

重量税の「暫定税率」切れの期限は、4月30日。
4月30日に自民党が「税制改正関連法」をむりやり可決したおかげで、
重量税の「暫定税率」切れは夢物語となってしましましたぁ。

わたし的にはゴールデンウィーク前のガソリン税の値上げについては
避けるのではないか、行楽に自動車使用を後押ししておいて、連休明けに
「税制改正関連法」を可決するのではないか、そうすればほんの短期間だけ
重量税も安くなる可能性がある、その期間を狙って車検にいこうと思って
いたのですが、残念!結果は周知のとおり。

とにかくユーザー車検を受けてきました。

普段は自動車整備工場やディーラーなどに任せていて、車のことについて
まったく無頓着であったため、車検とは車のどの部分を検査するものなのかも
理解していません。

ユーザー車検をした率直な感想として、必要書類さえ揃えておいて車検場のどの窓口で
何の書類が必要なのかを理解すれば、検査そのものは意外と簡単なものなんだと思いました。

新車の一回目の車検であり、走行距離も18,500キロくらいなものですから、
ヘッドライトの調整のみを、車検場近くにあるテスター屋さんで調整してもらって
(これが400円)、検査ラインで言われるままにブレーキを踏んだりウィンカーを
点けたりして、最後に排気ガスを点検してもらって終了。

その間ものの5分くらいかな。

かかった費用は、重量税 50,400円、検査登録印紙代 1,800円、
ヘッドライトの調整費 400円、自賠責保険 22,470円。
しめて 75,070円でした。

このうちの 67パーセントが税金であるという事実を改めて認識し、けっこう
“がっくり”きました。

自民党は「暫定税率」を撤廃すると地方へいく財源が不足し、地方の道路整備に
支障をきたすという論調で、まず「暫定税率」ありきという前提です。
これは「暫定」ではない本来の税金ではまったく道路整備もおぼつかないという
ことになります。

1年くらい本来の税率で走ってみるということもひとつの選択肢です。
社会保障も含めて税の配分方法を再検討すべき時期が来ていると思います。

今の日本は、抜本的な税制改革と社会保険料の見直しを早急に手がけ、不必要に
官僚の懐に落ちる税金を国民の手に取り戻す“公正で公平な”仕組みを作り上げないと
立ち行きいかない状態にまで追い詰められていると思いますけど、どうなんでしょうねぇ?

地方の土建屋さんの組織票で国会へ送り出されている議員は、道路を作ることで
首の皮がつながっており、主な道路族議員が自民党の中で声の大きい人たちである
ため、しょうがないといえばしょうがないのでしょうけど。

いちど政権交代をさせないと、いつまでも官僚に都合のいい先生方の政治では、
日本は凋落の一途をたどっていくことになってしまします。

ということで! 次の総選挙では自民党には投票しないことにしました。

ただ・・わたしの選挙区の民主党の候補者は若すぎて、社会経験も少なすぎて、
うぅ・・悩むところ・・

いっそのこと共産党にでも投票するかな。(冗談ですが・・(笑))
posted by 保険に強いFPです! at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

保険会社を信用しすぎないように!

今日の日経新聞に損害保険大手六社の決算発表と
ともに「保険料取りすぎ」の問題について、昨年
よりの追跡調査の結果が掲載されています。

東京海上日動 117億円 51万4000件
損保ジャパン  48億円 24万2000件
三井住友海上  56億円 27万件
あいおい損保  33億円 13万7000件
日本興亜損保  30億円 12万件
ニッセイ同和  13億円  5万件

合計で297億円、133万3000件だったそうです。

火災保険や地震保険などで割引制度を誤って適用
しなかったため。

ツーバイフォーなどは通常の木造住宅と比べて
燃えにくい構造であるため、保険料の割引が適用
されます。

その他いろいろ複雑な割引制度があり、適用する
ためには各種の証明資料が必要となります。

この件について、117億円もの保険料を取りすぎた
東京海上日動の本田大作専務は、
「商品が非常に複雑になり、社員や代理店の教育も
徹底していなかった」とコメントをしたそうです。

どう思います。このコメント。
自分たちが他社との対抗上、やたら商品を複雑にして
おきながら、社員や代理店の“教育”などとぬかしやがった。

それも言うなら、
「商品開発時より住宅構造の変化や燃えにくい素材の
開発、耐震強度の向上などに商品が追いついておらず、
それを複数の特約を継ぎはぎながらカバーしてきた結果、
やたら商品が複雑になり消費者のみなさんには非常に
分かりにくい商品を提供することとなってしまって
申し訳ない。損害サービスに関わる社員や商品を販売する
代理店への情報提供が徹底されていなかった。
早期より、抜本的に商品を見直すべきだった。」
とまずは消費者に謝罪して自ら反省すべきでしょう。

だから保険会社はだめなんだって。

生命保険だって自分たちの利益を優先した商品であふれ
かえっている。消費者が「約款」読まないことをいいことに。

ニッセイの全戸訪問なんてコマーシャル流しているけど、
契約内容をしっかり消費者が理解すると、その内容のひどさに
呆然とする人が多発するはずだけど、けっこう上手くかわしている
のかもしれませんね。トークマニュアルにもとづいて。

「お客様のため」などといまさら保険会社の社員が口にするように
なりましたが、過去に育ってきた企業風土はぬぐいきれないようですね。

みなさん、このへんをよく理解して保険会社と付き合ってくださいね。
posted by 保険に強いFPです! at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 損害保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月14日

小学校でのネット利用

わが家の息子は小学校5年生です。

ときどき総合学習の一環とかで、パソコンを触る授業があります。

学校にはパソコン室が設置してあって、ひとり1台づつ触れるように
なっているそうです。インターネット接続もしてあります。

パソコンにインストールしてあるソフトを使って年賀状を作ってきた
ことがありましたが、他にどのような使い方をしているのか分かりません。

最近、このパソコンで気になることがあります。

学校でインターネットを使っていろいろ調べものをしているようです。

○○についてインターネットで調べてきなさい、などという宿題を出す
担任まで出る始末です。

まあお付き合いをして子どもと一緒に調べてあげてはいますが、
子どもがインターネットは万能であるといったへんな誤解をしないように
注意をするようにしています。

インターネットを利用することを悪いことだとは思いません。

非常に便利なもので、家に居ながら世界中の情報を、しかもかなりニッチな
情報まで得ることができるという優れものであることは確かです。

しかしこれは情報を選別するだけの眼を養って初めて言えることです。
○○と検索してずら〜っと並ぶ情報のほとんど全部と言っていいほど誰が
書いたものか分かりません。

無料で得られる情報は、書き手も読み手もリスクを取らないため、
無責任なものがごろごろしています。

子どもがこれらを過信する可能性は否定できません。

学校で百科事典や辞書を使わせないで、いきなりインターネットで調べるなどという
無責任な教育姿勢は正していただきたいものだと思います。

ましてやネットディなどと称して、遠隔地とスカイプなどで通話する体験を
させてみたり、ホームページ作成ソフトでホームページを作らせたりするなどという
稚拙なお遊びはやめて、学校は本来やるべきことをしっかりやっていただきたい。

パソコンを使ったお遊びはいつでもできますし、だれでもすぐにできるようになりますので。

無料で便利な裏に潜むリスクを教え込んでから使用させるという配慮が重要です。
posted by 保険に強いFPです! at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

「こどもの心と自然」という講演会

先週の土曜日に加古川市民会館で、加古川ロータリークラブが
中心となって結成した「加古川の教育を大切にする会」主催の講演会が
開催され、聴講してきました。

演題は「こどもの心と自然」。
講師は京都大学名誉教授・京都ヘルメス研究所長・医学博士の山中康裕氏。

「加古川の教育を大切にする会」は、4年前に加古川ロータリークラブの
呼びかけで、市内の各種団体が参加して結成されました。

教育が荒廃していると巷間言われているいま、地域コミュニティの中で
子どもの教育にどう関わり、次代を担う子どもたちをいかに育てていくかを
それぞれの団体で、また協力し合って考えていこうという趣旨の会です。

当時わたしは商工会議所青年部の会長職にありましたので、この会には設立時
より関わっておりまして、久々の講演会でもあり(設立時の記念講演会は
100マス計算で有名な陰山英男氏)、雨の中いそいそと出かけました。

山中先生は「川」を題材にして、子どもが自然と親しむ機会を作っていこうと
提唱されています。

「川」は水源地に端を発し、その流れは途切れることなく海に注ぎます。
平時は悠然と流れますが、ひとたび氾濫し堰を切ると周囲の家々や田畑を
呑み込み流してしまうだけのパワーを秘めます。

また「川」は無数の生物が棲息する母体となります。

「川」の持つ自然の脅威に畏怖の念を持ちつつ、「川」に棲息する生物と
接することで、子どもの心の中に自然と向き合う知恵や生き物を愛しむ感性が
芽生えていくとのことです。

どんどん進む都市化の中で、田畑はコンクリートで固められ、小川はアスファルトで
覆われて道路に変貌していく今を生きる子どもたちは、社会や親から「自然と親しむ
経験」を取り上げられています。

外で遊ぶにも、遊び場所は人工的な公園しかない。
家の中でもパーソナルなゲームを黙々とするしかない。

山中先生はパーソナルな機械がどんどん普及してきたころから、子どもたちが
変化してきたと言われます。

1997年の神戸連続児童殺傷事件、2000年の佐賀バスジャック事件、
2005年の同志社大学生小6女児刺殺事件のそれぞれの犯人は、すべて1983年の
生まれです。
山中先生は1983年を転機に日本の社会構造が変わってきたと言われます。

パソコンという名のパーソナルなコンピューターが家庭に普及を始めた年です。
任天堂のファミコンが発売されたのもこの年です。

子どもがバーチャルな世界に浸り、深層心理の中で現実と仮想世界の区別がつかなく
なった子どもたちを輩出し、子どもと自然との関わりを寸断してしまったのが、本来なら
便利で楽しい生活を作るはずの機械であったといえます。

テレビゲームはルールが決められています。
みんなで話し合ってルールを決めて遊んでいた子どもから、決められたルールの中でしか
遊べない(もしくはゲームに遊んでもらっている)子どもへ変貌させたのも機械です。
その中では能動的な思考ができなくなってしまうのも当然で、思考の連続性がぷっつりと
途切れたものになっているのでしょう。

「切れる」子どもの所以です。

山中先生は、機械を否定するのではなく機械と上手く付き合う術を子どもに教え、かつ
自然の中で親子で遊ぶ経験をたくさんさせることによって、心身ともに子どもの正常な
発達を育むものであり、その題材として「川」を利用すべきだと結論づけられています。

うちでは子どもにテレビゲームの類を買い与えていません。
ゲームをやりすぎると脳が「ゲーム脳」という状態に変化してバカになるよ、それでもいいの?
と言うと、やっぱりそれは嫌だそうで・・(笑)

初期のテレビゲームで育った子どもが親世代となっていますので、社会からこれらを
排除することは不可能ですが、せめて自分の子どもについては自然と親しめる環境づくりを
してあげたいものです。
posted by 保険に強いFPです! at 17:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

グリーンピア三木へ行きましたが・・

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ゴールデンウィーク真っ只中の5月4日、家から車で1時間ほどのところにある
「グリーンピア三木」へ子どもを連れて行ってきました。

この日だけTBSで放送している「sasuke」という番組でミスターサスケと
称されている山田勝己さんとサスケオールスターズの竹田敏浩さんが来園して、
子供向けの「sasukeにチャレンジ」というイベントをやっていたからです。
「sasuke」ファンのうちの子どもとしては、ど〜しても参加したいと言うもので、
100人参加できるチケットを2枚買って、一度失敗してもリベンジできるよう、
親としてはリスクヘッジまで周到に行い、参加させました。
(といってもチケット1枚200円だから・・)

一度めは「反り立つ壁」で失敗し、二度めのチャレンジでクリアでき、
クリアした者だけがもらえる認定証を手に、山田さん竹田さんに囲まれて写真も
撮ることができ、ニコニコ。
まあよかったなぁ、という一日でした。。

このグリーンピア三木というところ。私は初めて行ったのですが、やたらと
だだっ広くて、いったい何のために作ったのか目的が不明な場所でした。
さすがは年金保険料の無駄遣いの現場!という感じです。

甲子園球場の235倍もある敷地に、宿泊施設はあるわ研修施設はあるわ。
プールはあるわ、テニスコートに野球場・・・
芝生のあちこちに散らばった子ども向けの遊戯施設などなど。
敷地が広いから思いつくものを作っただけ。

しかもそれぞれの使用料金が高い!
なんでフィールドアスレチックをするだけで450円もするんや!
なんで冒険迷路などというたいして難しくもない迷路コースが450円もするんや!
タイムを記録するくせに、何のルールもない。せめて10分以内で回れたら粗品を
あげるくらい気を利かせちゅうに!

いちいち利用料金を取るんやったら駐車場くらいタダにしろってば。
乗用車1台、500円です。

誰でも利用できる施設は、誰もが満足できない施設と紙一重だと思います。

「グリーンピア」は3年前までに年金資金運用基金からそれぞれの自治体に払い下げられて、
ここ「グリーンピア三木」は兵庫県の管理の元に置かれています。

さすがにここは行政の運営するレジャー施設です。
顧客サービスなどどうでもよく、入場者が多いと自分たちの仕事が増えるため、あぁ今日は
みなさん機嫌が悪いんだろうなぁという従業員でいっぱいでした。

これも県民の税金が一部投入されているはずです。
子ども向けの遊戯施設は整備点検を怠ると事故につながる恐れがあります。
設備を維持するだけでも金がかかりますのでいっそのこと撤去し、バーベキューとテントサイトを残して
研修施設と運動施設だけにしてしまい、だだっ広い芝生の広場はゴルフの練習場にでもしてしまった方が、
施設の目的がはっきりして利用者も利用しやすくなると思いましたが・・

いかがなものでございましょうか?

もちろん駐車場はタダで・・
posted by 保険に強いFPです! at 22:22| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月18日

決算セール

昨年の7月以来の投稿デス(笑)

3月も半ばになると巷で「決算」の文字をよく見かけるようになりました。

スーパーの折込チラシにも「決算セール」の文字が。

いつもこのスーパーのチラシを熟読している家内が、じぃっと見入っていて、
「なんや、いつもと同じやん」。

でも「決算」の二文字を付けることによって「なんか安いものがあるんとちゃうか」
と思わせてしまう効果はあるようです。

今日も信号で止まった車内から、何気なく外を眺めてみると、
国道に面したあるカーディーラーのショーウィンドウに、
「決算」「決算」「決算」・・・・・・・・と

A4サイズほどの紙に赤字で書き、これ見よがしに貼り付けてありました。

建物の周囲には、黄色の布にこれも赤字で「The 決算セール」と書かれた
のぼりが立てられ、“車屋”さんなのか“決算屋”さんなのかわからん状態に
なっておりました。

「決算」とはある一定の期間に区切って(一年間ですが)、その間の企業の業績を
書類に残していくための期限にすぎないのですが、「決算」=「安売り」という図式が
消費者の頭にインプットされているため、「決算!」と見ると「おぉぉ・・安いのとちゃうか」
といった半ば条件反射ができあがっておるように思えます。

どこで買っても品質がさほど変わらない、洗剤やトイレットペーパーなど生活必需品かつ消耗品は、
他の店より1円でも安ければまとめ買いする価値があります。

ここのところ、石油製品や小麦や大豆を材料とした食料品が軒並み値上げとなっているため、
「決算」と銘うった「安売りセール」は、どんどんやってもらいたいものです。

もうひとつ「決算」と同様に消費者の目を引きつけるための文言があります。
それは「閉店売り尽くしセール」。
年に何回も閉店している店があります(笑)

最近はあまり見かけなくなりましたが、一時よくあったのが「倒産セール」。
手書きでしかも紙質がよくないチラシに、店主が正座して頭を下げているイラスト入り。
「不況のため倒産しました。泣く泣く閉店します。在庫を安くお分けしますので、どうぞ
持って行ってください」などというもの。
チラシ刷って、チラシの折込料払って、“泣く泣く”もないものだろうとは思いますが。

いずれも消費者を呼び込むためのキャッチコピーです。
消費者にすれば、同じものであれば安いにこしたことはないのですが、
「安い」を売りものにすると、店側は引くに引けない状態になりやすいので、
安易に「安売り」を強調した広告は「?」と思います。
posted by 保険に強いFPです! at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月09日

文章上達のためのおすすめ本

私は、もともとジャーナリスト志望だったこともあって、
学生時代から文章読本的な本はたくさん読みました。


大学生のとき就職試験の前に、マスコミ志望の友人と
朝日新聞カルチャーセンターの文章教室へ通いました。


下宿していた京都から阪急電車に乗って大阪まで。


ここで文章が上手くなったかどうかは・・
私がマスコミに就職していないということで、明らかですが。


あ!一緒にカルチャーセンターに通った友人は東宝に就職して、
見事にマスコミの難関を突破しました。


その後彼は、一時期「WOWOW」である番組をプロデュースして
いましたが今は何をしているのか分かりません。


彼と一緒に東宝へ会社訪問をしたとき(私も一時面接は通ったんです
よ・・二次の筆記試験で落ちましたが)、「海峡」という映画の
宣伝に来ていた高倉健さんとたまたまエレベーターに乗り合わせました。

特別ファンではなかったものの単純に嬉しかった、というか
ヘンに緊張しましたが。

これが共演の吉永小百合さんだったらメッチャ感激やなぁ・・
って、高倉健さん、スンマセン。


カルチャーセンターでは当時、朝日新聞論説副主幹の馬場さんという
方が講師をされていましたが、ジャーナリストとしてのものの見方、
というか切り口ですね、これはたいへん参考になりました。


文章技術では、たとえば水道の蛇口をひねって水が出る様子や
拳銃を撃って弾が出るさまを、蛇口や拳銃というものを知らない人に
伝えるための文章表現は、どのように書けば効果的かなどなど。


一度書いてみてください。
これがけっこう難しいですよ。


なぜこのようなことを書いたかというと、最近のビジネスにおいて、
文章力がますます重要になってきていると思うからなのです。


セールスレターを書く際のコピーライティング力、ですね。


インターネットを利用することが普通になった今、自社の
ホームページや社長のブログ、顧客とのリレーションシップを
築くメルマガやニュースレター。


すべて文章で書かなければなりません。


自分の意見や主張などを、いかに効率的に的確に読み手に届けるかは
すべて文章力にかかっています。


電話の代わりにメールを利用することが増えていますし、
あのライブドアなどは社内にいてもメールで会話していたとか。


社内メールに文章力がどこまで要求されるのかはよく分かりませんが、
携帯メールをやりとりをすることが普通になっている世代で、
まともな作文を書いたことがない、という人たちは確実に文章力が
身についてないといえると思います。


文章力なんて必要ないも〜ん!という人はさておき、就職して、
もしくは自分で起業してビジネスをやっていこうという人は、
前述した理由で文章力を身につけるための勉強をしておく必要は
ありますよね。


そこで私がたくさん読んだ中で、参考になった本をいくつか
ご紹介します。


文章の書き方を学ぶための本とビジネスコピーライティングを
学ぶための本を二冊ずつ。


まず文章の書き方を学ぶための本で、これぞという名著が

本多勝一さんの「日本語の作文技術」

私の手元にあるのは朝日新聞社文庫の昭和57年発行版。


作文のイロハがすべて書かれています。
修飾語、句読点の打ち方、助詞の使い方、漢字とカナの使い方、
段落について、リズムと文体などなど。


「日本語の作文技術」が作文の教科書であれば、
それをもう少し読みやすくしたものが、


平成12年に発売されたマガジンハウスの
「完全版 ダカーポの文章上達講座」

多くの作家のコラムも交えて、文章上達法を分かりやすく
解説してあります。



ビジネスコピーライティングについていうと・・


私はビジネスコピーライティングには二種類あると思います。


ひとつはマスマーケティング向けのコピーライティング。
新聞全面広告や雑誌一面広告やテレビスポット広告のコピーですね。


もうひとつはダイレクトレスポンスマーケティングのコピーライティング。


消費者に直接語りかけてセールスレターで商品を販売する場合とか、
メルマガやホームページで商品を販売するときに使うコピーですよね。


中小企業がインターネットで商品を販売する場合は、
後者のコピー技法を使います。

マスマーケティング向けの技法は、どちらかと言えば大手企業が
イメージ広告を打つときに使うものだと認識してもらえればいいのかな
と思います。


このジャンルでお薦めの本は


ジョセフ・シュガーマン「10倍売る人の文章術」PHP社刊と

ダン・S・ケネディ「究極のセールスレター」東洋経済新報社刊。


とくにダン・S・ケネディの「究極のセールスレター」は、
最近のインターネットマーケッターの間ではバイブルみたいな
存在でしたがようやく今年になって日本語訳が発売になりました。


どちらか一冊というよりは、両方読んで理解を深めることをお薦めします。


この四冊はどれもアマゾンで購入できます。
こちらからどうぞ

日本語の作文技術

ダカーポの文章上達講座 完全版

全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

究極のセールスレター

アマゾンを検索してみて、
「日本語の作文技術」と「ダカーポの文章上達講座」がまだ手に入る!ことには感激ですねぇ。
すごいロングセラー。


ところでつい先月・・
究極のセールスレターコピーライティング教材が発売になりました!

これについては追ってご紹介したいと思います。
posted by 保険に強いFPです! at 18:16| Comment(3) | TrackBack(1) | コピーライティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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