2007年07月09日

文章上達のためのおすすめ本

私は、もともとジャーナリスト志望だったこともあって、
学生時代から文章読本的な本はたくさん読みました。


大学生のとき就職試験の前に、マスコミ志望の友人と
朝日新聞カルチャーセンターの文章教室へ通いました。


下宿していた京都から阪急電車に乗って大阪まで。


ここで文章が上手くなったかどうかは・・
私がマスコミに就職していないということで、明らかですが。


あ!一緒にカルチャーセンターに通った友人は東宝に就職して、
見事にマスコミの難関を突破しました。


その後彼は、一時期「WOWOW」である番組をプロデュースして
いましたが今は何をしているのか分かりません。


彼と一緒に東宝へ会社訪問をしたとき(私も一時面接は通ったんです
よ・・二次の筆記試験で落ちましたが)、「海峡」という映画の
宣伝に来ていた高倉健さんとたまたまエレベーターに乗り合わせました。

特別ファンではなかったものの単純に嬉しかった、というか
ヘンに緊張しましたが。

これが共演の吉永小百合さんだったらメッチャ感激やなぁ・・
って、高倉健さん、スンマセン。


カルチャーセンターでは当時、朝日新聞論説副主幹の馬場さんという
方が講師をされていましたが、ジャーナリストとしてのものの見方、
というか切り口ですね、これはたいへん参考になりました。


文章技術では、たとえば水道の蛇口をひねって水が出る様子や
拳銃を撃って弾が出るさまを、蛇口や拳銃というものを知らない人に
伝えるための文章表現は、どのように書けば効果的かなどなど。


一度書いてみてください。
これがけっこう難しいですよ。


なぜこのようなことを書いたかというと、最近のビジネスにおいて、
文章力がますます重要になってきていると思うからなのです。


セールスレターを書く際のコピーライティング力、ですね。


インターネットを利用することが普通になった今、自社の
ホームページや社長のブログ、顧客とのリレーションシップを
築くメルマガやニュースレター。


すべて文章で書かなければなりません。


自分の意見や主張などを、いかに効率的に的確に読み手に届けるかは
すべて文章力にかかっています。


電話の代わりにメールを利用することが増えていますし、
あのライブドアなどは社内にいてもメールで会話していたとか。


社内メールに文章力がどこまで要求されるのかはよく分かりませんが、
携帯メールをやりとりをすることが普通になっている世代で、
まともな作文を書いたことがない、という人たちは確実に文章力が
身についてないといえると思います。


文章力なんて必要ないも〜ん!という人はさておき、就職して、
もしくは自分で起業してビジネスをやっていこうという人は、
前述した理由で文章力を身につけるための勉強をしておく必要は
ありますよね。


そこで私がたくさん読んだ中で、参考になった本をいくつか
ご紹介します。


文章の書き方を学ぶための本とビジネスコピーライティングを
学ぶための本を二冊ずつ。


まず文章の書き方を学ぶための本で、これぞという名著が

本多勝一さんの「日本語の作文技術」

私の手元にあるのは朝日新聞社文庫の昭和57年発行版。


作文のイロハがすべて書かれています。
修飾語、句読点の打ち方、助詞の使い方、漢字とカナの使い方、
段落について、リズムと文体などなど。


「日本語の作文技術」が作文の教科書であれば、
それをもう少し読みやすくしたものが、


平成12年に発売されたマガジンハウスの
「完全版 ダカーポの文章上達講座」

多くの作家のコラムも交えて、文章上達法を分かりやすく
解説してあります。



ビジネスコピーライティングについていうと・・


私はビジネスコピーライティングには二種類あると思います。


ひとつはマスマーケティング向けのコピーライティング。
新聞全面広告や雑誌一面広告やテレビスポット広告のコピーですね。


もうひとつはダイレクトレスポンスマーケティングのコピーライティング。


消費者に直接語りかけてセールスレターで商品を販売する場合とか、
メルマガやホームページで商品を販売するときに使うコピーですよね。


中小企業がインターネットで商品を販売する場合は、
後者のコピー技法を使います。

マスマーケティング向けの技法は、どちらかと言えば大手企業が
イメージ広告を打つときに使うものだと認識してもらえればいいのかな
と思います。


このジャンルでお薦めの本は


ジョセフ・シュガーマン「10倍売る人の文章術」PHP社刊と

ダン・S・ケネディ「究極のセールスレター」東洋経済新報社刊。


とくにダン・S・ケネディの「究極のセールスレター」は、
最近のインターネットマーケッターの間ではバイブルみたいな
存在でしたがようやく今年になって日本語訳が発売になりました。


どちらか一冊というよりは、両方読んで理解を深めることをお薦めします。


この四冊はどれもアマゾンで購入できます。
こちらからどうぞ

日本語の作文技術

ダカーポの文章上達講座 完全版

全米NO.1のセールス・ライターが教える 10倍売る人の文章術

究極のセールスレター

アマゾンを検索してみて、
「日本語の作文技術」と「ダカーポの文章上達講座」がまだ手に入る!ことには感激ですねぇ。
すごいロングセラー。


ところでつい先月・・
究極のセールスレターコピーライティング教材が発売になりました!

これについては追ってご紹介したいと思います。
posted by 保険に強いFPです! at 18:16| Comment(3) | TrackBack(1) | コピーライティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

自費出版はビジネス?自己満足?

自費出版大手の「新風舎」が、出版契約を結んだ著者から詐欺の疑い
で提訴されました。


原告の著者によると、出版された本は全国の書店で販売されるという
うたい文句で契約したのに実際は地元の書店など数店でしか陳列され
なかったということです。


出版社側のビジネスとしての視点と、本を出したいと思う著者側の
思わくのズレから生じた問題だと思います。


もともと自費出版というものは、原稿を温めていた人がそれを発表
する場の一手段として利用するものです。


自分の原稿が書籍という体裁に施されると、本の好きな人にとって
はこの上ない幸せな気分を味わうことは容易に想像できます。


本来であれば書籍になど到底できないような原稿であったとしても、
それを本にして著者の夢を叶えてあげることを目的としたビジネスで
あれば、本さえ出版できればよしとすることで完結するものです。


この「新風舎」という会社は、自費出版で本を作ってあげますよと
いうだけでなく直営の書店などを持っており、流通させることも
可能ですといううたい文句があったために、著者側も、売れれば
おれも有名人かも、などという淡い期待をもってしまうことにも
なります。


「新風舎」のホームページを覗いてみましたが、きれいなカバーを
つけた本がたくさん紹介されており、実際に売れている本もある
みたいですし、自費出版から商業出版に切り替えられた作品も出て
いますので、本を出したいと思う人の敷居が、昔と比べてかなり低く
なっていることは喜ばしいことだと思います。


要は作品しだい。


全国の書店に陳列されてあなたの作品も売れますよ、という
勧誘トークで営業をしていたとすれば、詐欺に近いものもありますが・・


普遍的でない作品を出版して知り合いに配ってまわるくらいで
いいし、それに数百万円くらいかけてもいいや、という人のための
自費出版でとどめておく方がいいのかもしれませんね。


普通の人の自分史のように。


結婚式でもらった新郎新婦の顔写真入りのお皿のように、
いらないとは言えないし、もらっても処分に困るし・・


でもなんとなく微笑ましいもの。


どちらかと言うと、講演会などを企画して安い講師を呼んでみると、
自分の著作物をどかっと送りつけてきて、受付で販売してくれだとか、
宴会の余興にあまり有名ではない音楽家に出てもらうと何を勘違いした
のか自分のCDを主催者に買い取らせたりする、中途半端なプロの方が
迷惑な存在ですが・・


「新風舎」の一件は詐欺とは言えないでしょうが、先ほどの中途半端な
自称プロ的な自己主張の強い人も世の中にはたくさん存在しています。


ましてや自分で本を出したいという人はおおよそこのような人たち
ですので、おいしそうな勧誘トークは慎ぶべきだという教訓ですね。

posted by 保険に強いFPです! at 11:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。